
2021年3月 1日発売
- 第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦・第3ラウンド
- 新初段シリーズ・本田真理子初段
- 女流アマ&ジュニア本因坊、各地の予選
- 【お知らせ】e碁/i碁BOOKS書籍販売終了とKindle版配信開始
特集内容
【第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦・第3ラウンド】
日中韓3ヵ国が各2人を残して迎えた勝ち抜き団体戦「第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦」の最終第3ラウンドは2月22~25日に第10~13戦がオンラインで打たれ、韓国チームが申真ソ九段の大活躍で3大会ぶり13度目の優勝を遂げた。20歳の申は、日中の超一流4人を破り、第2ラウンドからあわせて圧巻の5人抜きを達成。日本は井山裕太九段(第10戦)、一力遼九段(第12戦)が敗れ、15大会連続の最下位となった。
【新初段シリーズ・本田真理子初段】
本田三姉妹と言えば、女流囲碁界のいしづえを築いた大御所だが、時代は移り、女流の世界にもネクスト本田が現れた。2020年4月、女流特別採用推薦を受けてプロ棋士になったのが、三重県熊野市出身の本田真理子初段である。5歳で囲碁を覚え、小学校1年生の時には都道府県大会の代表選手がそろう全国大会の「第1回くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」に出場。この時、県大会の審判長を務めたのが地元三重県の大先輩、羽根泰正九段だった。プロになった本田がその泰正九段に挑戦する!