【第45期名人戦七番勝負第５局】

３期ぶり、王の帰還――芝野虎丸名人（20）に井山裕太棋聖（31）が挑戦する第45期名人戦七番勝負（主催・朝日新聞社）第５局が、静岡県熱海市「あたみ石亭」で10月13、14日に行われ、井山が４―１で名人奪取に成功。防衛を重ね続けている棋聖、本因坊とあわせ、自身３度目の大三冠に返り咲いた。これに加え天元も保持する四冠王は、本局も圧巻の内容で快勝。若手の前に立ちふさがる「魔王」像を強烈に印象付けた。

【第45期新人王戦決勝三番勝負第３局】

関西棋院の佐田篤史七段と日本棋院の関航太郎三段によって争われている、第45期新人王戦決勝三番勝負（主催・しんぶん赤旗）の最終局が10月16日に大阪市の関西棋院で行われ、190手までで白番・関が中押し勝ちをおさめ嬉しい初タイトル獲得となった。詳細は本紙で！