週刊碁5月13日号

週刊碁5月13日号

2019年5月 6日発売

  • 第6回グロービス杯世界囲碁U―20

  • 仲邑菫新初段デビュー戦
  • 平成碁界回想・後半突入

特集内容

【第6回グロービス杯世界囲碁U―20】

世界の若手ナンバーワンを決める「第6回グロービス杯世界囲碁U―20」が4月19日から21日にかけて東京都千代田区のグロービス経営大学院で行われた。決勝は王沢錦六段(中国)と申旻埈七段(韓国)の中・韓決戦となり、267手までで申が黒番中押し勝ちして初優勝を飾った。日本勢は芝野虎丸七段がグループ戦を抜けて決勝トーナメントに進んだがベスト4進出は成らなかった。


【仲邑菫新初段デビュー戦】

第29期竜星戦(囲碁・将棋チャンネル主催)予選B、大森らん初段―仲邑菫初段戦が4月22日に大阪府大阪市の日本棋院関西総本部で行われた。女流特別採用推薦の大森、英才特別採用推薦の仲邑ともに関西総本部所属で、同期の公式戦初手合となった一戦は、大森が174手まで白番中押し勝ちをおさめた。10歳1ヶ月の仲邑初段は、それまで藤沢里菜女流本因坊の持っていた最年少対局記録を更新するも、最年少勝利とはならなかった。