特集内容
【2019三星火災杯世界囲碁マスターズ本戦】
2019三星火災杯世界囲碁マスターズ本戦が8月30日から9月6日に韓国・大田の三星火災儒城研修院で行われた。日本から井山裕太九段、趙善津九段、許家元八段の3名が出場するも、1回戦で世界の壁を突破できずに姿を消した。なお、唐韋星九段が優勝し、5年連続で中国棋士が本棋戦を制す結果となった。持ち時間は2時間、1分の秒読み5回。コミは6目半。
【新初段シリーズ・羽根彩夏新初段】
今年度は新入段者が13人。最年少入段や有望な少年棋士、遅れてきた新人など話題性豊富、将来が楽しみな若人ばかり。新初段シリーズも当然、異例のロングランとなっている。その大トリを飾るのは中部総本部の羽根彩夏初段だ。みなさんご存知の羽根直樹碁聖の三女で現在17歳の高校生棋士。おっとり理知的な風貌ながら実は攻めの碁なのだとか。胸を貸してくれるのは二十四世本因坊秀芳。