週刊碁12月10日号

週刊碁12月10日号

2018年12月 3日発売

  • 第66期王座戦五番勝負第4局

  • 第37期女流本因坊戦五番勝負第3局
  • 第59期王冠戦挑戦手合一番勝負

特集内容

【第66期王座戦五番勝負第4局】

一力遼八段先勝のあと、井山裕太王座の2連勝としていた第66期王座戦五番勝負第4局(主催・日本経済新聞社)が11月30日、新潟県南魚沼市「龍言」で行われ、黒番の一力が256手までで1目半勝ちをおさめた。これでシリーズスコアを2-2とし最終局での決着を見ることとなった。対局の詳細は本紙紙面でどうぞ。


【第37期女流本因坊戦五番勝負第3局】

開幕から挑戦者の藤沢里菜女流立葵杯が連勝し、謝依旻女流本因坊を早くも追い詰める展開となった第37期女流本因坊戦五番勝負(共同通信社主催)。11月24日に注目の第3局が広島県尾道市本因坊秀策記念館で行われた。後のない謝依旻だったが、本局では中盤リードを奪い、途中万年コウがからむ難戦になるも、逆転を許さず、本シリーズ初勝利を収め、カド番をしのいだ。立会・山城宏九段、大盤解説・武宮正樹九段、聞き手・万波奈穂扇興杯、記録・小松大樹三段、鳥井裕太二段。