【第８回フマキラー囲碁マスターズカップ決勝】

第８回フマキラー囲碁マスターズカップの決勝戦が７月21日、東京・市ケ谷の竜星スタジオ（日本棋院会館内）で行われ、依田紀基九段が片岡聡九段に白番中押し勝ちして初優勝を飾った。この日は、日本棋院２階大ホールでは大盤解説会が行われ、大勢のファンがこの熱戦を見守った。またネット対局『幽玄の間』でもライブ中継された。

【芝野虎丸竜星・上野愛咲美女流棋聖の素顔に迫る】

おそらく週刊碁の長い歴史の中で、合計年齢最少の『インタビュー』ではなかろうか。芝野虎丸18歳、上野愛咲美16歳。読者層からすればまだまだ子供のフレッシュコンビだが、すでに実績を積み上げつつある。芝野は各棋戦で活躍中だ。昨年は竜星と新人王を獲得。この春は日中竜星戦でも優勝を決めた。相手は世界最強と言われる柯潔（か・けつ）九段だ。上野は今年１月、女流棋聖位を奪取。なんとプロ入り２年目というのだから驚く。題して、『２０１８年上半期・注目棋士に聞く』。読者からの質問を中心に、若者２人の素顔に迫った。