週刊碁4月30日号

週刊碁4月30日号

2018年4月23日発売

  • 第8回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯

  • 新初段シリーズ・長徳徹志新初段
  • お悩み天国スペシャル

特集内容

【第8回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯】

中国発の女流世界戦「第8回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯」第1ラウンドが4月9日から12日までの4日間、江蘇省泰州市姜堰区「姜堰賓館」で行われた。この黄竜士杯は日中韓から5人の女流棋士が参加して行われる団体勝ち抜き戦。日本からは謝依旻六段、藤沢里菜三段、上野愛咲美二段、王景怡三段、牛栄子二段が出場。日本チームの挑戦と奮闘を団長として同行した林子淵八段の解説で振り返ろう。持ち時間は1時間。中国ルールでコミは7目半。


【新初段シリーズ・長徳徹志新初段】

今年デビューの長徳徹志新初段が、蘇耀国九段の胸を借りて腕試しである。長徳は富山出身で中部総本部所属、16歳の期待の俊英である。手合割りは互先、白番が当たって、緊張の対局開始である。持ち時間は2時間、残り5分から1分の秒読み。本格的な条件で、大先輩を相手に真っ向勝負を挑んだ。華やかな将来を夢みる青年の棋士人生の初陣を、しっかり見届けていただきたい。