2026年度冬季棋士採用試験、中部総本部棋士採用試験合格者のお知らせ――初のシンガポール国籍の囲碁棋士誕生

 2026年度中部総本部棋士採用試験本戦は、11月16日をもって全日程が終了し、篠田優也さんが13勝1敗の成績で第1位となりました。
 また、上位2名が採用となる2026年度冬季棋士採用試験は、11月22日に全対局が終了し、陳奕航(チェン・イーハン)さんが10勝5敗で第1位、溝上大介さんが同じく10勝5敗で第2位となりました。
 陳奕航さんはシンガポール国籍で、シンガポール共和国から初めて誕生するプロ囲碁棋士となります。
 なお3名は、2026年4月1日に正式採用となりますが、2026年1月より試採用棋士として、公式戦に参加する資格を有します。


中部総本部

氏名
篠田 優也(しのだ ゆうや)/ SHINODA ,Yuya
生年月日
2011年5月5日生
院生参加
2021年3月期より
出身
北海道札幌市
師匠
下島陽平八段
採用
中部総本部棋士採用試験1位(13勝1敗)

冬季採用1位

氏名
陳 奕航(チェン イーハン)/ CHEN , Yihang
生年月日
2010年10月13日生
院生参加
2023年6月期より
出身
シンガポール(中国・廈門市生まれ)
国籍
シンガポール
師匠
李沂修八段
採用
冬季棋士採用試験1位(10勝5敗)※同率の場合、序列で順位を決定。

冬季採用2位

氏名
溝上 大介(みぞかみ だいすけ)/ MIZOKAMI , Daisuke
生年月日
2010年1月30日生
院生参加
2020年7月期より
出身
茨城県守谷市
師匠
溝上知親九段
採用
冬季棋士採用試験2位(10勝5敗)※同率の場合、序列で順位を決定。
※ 溝上知親九段は実父、加藤啓子六段は実母。
以上

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