一力一気に頂点!【2016年グランドチャンピオン戦決勝】


2016年の七大タイトルを中心とする棋戦優勝者と賞金ランキング上位者による「日本シリーズ」である内閣総理大臣杯 文部科学大臣賞2016年グランドチャンピオン戦(主催・日本棋院、協賛・囲碁将棋チャンネル)決勝が、3月18日午後に東京・市ヶ谷の日本棋院東京本院で、公開対局と囲碁・将棋チャンネルの生放送にて行われた。

 午前中に行われた準決勝の結果、決勝の組み合わせは山下敬吾九段VS.一力遼七段(竜星・広島アルミ杯・おかげ杯)に。

 序盤、右下で囲碁ファンが「もしかしてツブレ?」と心配しそうな形が発生。ところがどっこい、そこから延々と難しい戦いが続いた。果てしない戦いも、ようやく251手目、山下が石を投じて黒番の一力の中押し勝ちとなった。

 4回目を迎えた本棋戦、一力は3回目の出場。第1回大会が初戦敗退。第2回大会が2回戦敗退で、これまで1勝しかできていなかったが、全棋士参加の竜星戦(第25期)で優勝するなど大車輪の活躍をみせた2016年をしめくくる優勝となった。

対局結果は以下の通り。

決勝
3月18日(土)午後
△一力 遼七段 中 押  山下敬吾九段
(左が勝者。△印は先番)


一力「ブレイクスルー」。話題豊富だった2016年の「大トリ」を飾ったのは一力
棋士の真剣勝負を間近に見られるのが大きな魅力。会場には多くのファンが


さしもの激戦もようやく終止符。山下の追撃を振り切りった


公開対局の解説は武宮正樹九段(右)が担当。聞き手は吉原由香里六段

2016年グランドチャンピオン戦決勝

白 山下敬吾九段 黒 一力遼竜星・広島アルミ杯・おかげ杯
251手まで、黒中押し勝ち


お知らせ

グランドチャンピオン戦は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。

また決勝戦は大盤解説会の模様を囲碁・将棋チャンネルで生放送いたしました。