山下が敗れ日本勢敗退【第1回天府杯世界囲碁プロ選手権戦2回戦】


中国の新しい国際棋戦、第1回天府杯世界囲碁プロ選手権戦(中国北京・中国棋院)の2回戦が9月23日に行われた。
日本選手で唯一勝ち残っていた山下敬吾九段は中国の辜梓豪九段と対戦したが、中押しで敗れ、3回戦へ進むことが出来なかった。これで日本勢は全員姿を消すこととなった。

天府杯は第1ラウンドで出場選手32名をA、B2つのブロックに分けてトーナメント戦を戦い、各組上位2名による第2ラウンドへの進出を争う。第2ラウンドの準決勝ではA組の1位とB組の2位が、B組の1位とA組の2位が対戦し、決勝三番勝負進出者を決める。
第1ラウンドでは21日に1回戦、23日(日)に2回戦、25日(火)3回戦、26日(水)に各組の順位決定戦が行われる。

9月25日(火)3回戦の組み合わせ

A組
辜梓豪九段(中国)―陳耀燁九段(中国)
江維傑九段(中国)―連笑九段(中国)

B組
朴廷桓九段(韓国)―檀嘯九段(中国)
申眞諝九段(韓国)―唐韋星九段(中国)

9月23日(日)2回戦の結果

A組
△辜梓豪九段(中国) 中押し 山下敬吾九段
 陳耀燁九段(中国) 中押し △謝爾豪九段(中国)
 江維傑九段(中国) 中押し △彭立尭七段(中国)
 連笑九段(中国) 中押し △古力九段(中国)

B組
 朴廷桓九段(韓国) 中押し △李東勲九段(韓国)
 檀嘯九段(中国) 半目 △范廷鈺九段(中国)
△申眞諝九段(韓国) 中押し 党穀飛九段(中国)
 唐韋星九段(中国) 中押し △金志錫九段(韓国)