矢代の先番で始まる【第30期女流名人戦挑戦手合三番勝負第1局】

藤沢里菜女流名人矢代久美子六段が挑戦する第30期女流名人戦挑戦手合三番勝負【主催:産経新聞社】が2月28日(水)9時30分に京都府京都市の「平安女学院大学 有栖館」で開幕した。

27日には、前夜祭が行われ両対局者が意気込みを語った。

前夜祭での両対局者コメント

藤沢女流名人「昨年初めて京都に来て、すごく素敵な街なのでぜひお寺巡りとかしてみたいと思っていたのですけれども、あっという間に1年が過ぎてしまって結局行けず、ちょっと悔いが残っているので、今年はプライベートでもぜひ来てみたいなと思います。
明日から女流名人戦が始まりますが、お相手の矢代六段とはタイトル戦で戦うのは今回が初めてなので、とても楽しみにしています。厳しい戦いになると思いますけど、自分らしく精一杯打てればいいなと思います」

矢代六段「タイトル戦が11年ぶりという事ですごく緊張しているのですけれども、女流名人戦で挑戦手合を打つのは初めてで、タイトル戦を打つという事を感覚的に忘れているという事もあって、こんなに良くしてもらえるものなのかなと既に感動しています。
お相手の藤沢さんは私よりたぶん20歳以上若いのですけれども、これだけ長く棋士をやっていると、すごく若いタイトルホルダーに挑戦できるという事で、自分でも棋士冥利に尽きるなあ、と思っています。すごく厳しい戦いにはなるとは思いますが、自分なりのベストを尽くせるように精一杯打っていきたいと思います」

日本棋院ネット対局「幽玄の間」では第30期女流名人戦三番勝負を全局棋譜ライブ中継いたします。
また、Youtube「日本棋院囲碁チャンネル」で動画配信を実施いたします。

矢代(左)が、初手を右上隅小目に着手
平安女学院大学で行われた前夜祭で、在校生から両対局者へ花束が贈られた
対局が行われている有栖館

第30期女流名人戦第1局33手目まで

黒:矢代久美子六段 白:藤沢里菜女流名人


(幽玄の間/日本棋院囲碁チャンネル 解説:大橋成哉七段