日韓中勝ち抜き団体戦・農心杯第3ラウンド直前スペシャル(第2部)―立ちはだかる韓中の壁「つるりん式観る碁のすすめ~こぼれ話」


 日韓中勝ち抜き団体戦・農心杯第3ラウンド直前スペシャル(第2部)―立ちはだかる韓中の壁




 今回は先週に引き続き、第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第3ラウンド直前スペシャル!第2部の今回は韓国、中国の棋士を紹介します。



【韓国・申 眞諝(シン ジンソ)九段】
 現在、世界最強の棋士と目されている韓国の第一人者。つるりんから「正確無比」の称号を与えられました。最大の特徴はAIとの驚異の一致率。「申工知能」と呼ばれ、恐れられています。
 りんが言うには人柄は「穏やかで冷静」。同じく世界最強の呼び声高い柯潔九段からライバル視されており、たびたび挑発を受けていますが、いつもさらっと受け流しています。



【中国・柯潔(カケツ)九段】
 申九段と何度も頂上決戦を行っている中国の第一人者。過激な発言が物議を醸すことがありますが、「私がナンバー1だ」と言いきって、本当に世界一であり続けるその姿は、格好いいとしか言いようがありません。抜群のカリスマ性を持つ柯九段が与えられた称号は「唯我独尊」。



【中国・羋昱廷(ミイクテイ)九段】
 柯九段の天下を脅かす天才棋士。読みが早くて力強い上に柔軟な発想力もある。日本チームにとっては大変な難敵です。

 人柄は一度お酒を酌み交わしたことがあるというりんによれば「謙虚でユーモアがある好青年」とのこと。

 次週、農心杯スペシャル最終回では我らが日本チームのメンバー紹介を行います。

記・編集K