井山が頂点!【2017年グランドチャンピオン戦決勝】

2017年の七大タイトルを中心とする棋戦優勝者と賞金ランキング上位者による、内閣総理大臣杯・文部科学大臣賞2017年グランドチャンピオン戦(主催:日本棋院・関西棋院、後援:内閣府・文部科学省、協賛:株式会社ジャックスフジッコ株式会社・滝基金、特別協力:囲碁将棋チャンネル)決勝が、3月31日午後に東京都千代田区の日本棋院東京本院で、公開対局と囲碁・将棋チャンネル、囲碁プレミアムの生放送にて行われた。

 午前中に行われた準決勝の結果、決勝の組み合わせは井山裕太棋聖VS.河野臨九段となった。
 20手目までで天元を中心に対象形となる変わった進行。終盤に井山が右上のコウをしのぎ勝負を決めた。
 昨今では珍しい公開対局。囲碁ファンが見守る中、隣では片岡聡九段吉原由香里六段の大盤解説が行われた。「片岡九段の解説が心地よく、対局に集中できた」と井山。二度目の七冠、国民栄誉賞の受賞、国際戦LG杯朝鮮日報棋王戦準優勝など大車輪の活躍をみせた2017年度をしめくくる優勝となった。
 

優勝した井山裕太棋聖のコメント

「準決勝がツキに助けられた部分が非常に大きかったので、決勝戦は結果に拘らずに自分の納得のいく碁を打とうと思った結果、最近の中ではまずまず自分らしく打てたと思います。」 (決勝の相手の河野臨九段について) 「いつ対戦しても本当に大変な相手で、今日も結果は幸いしましたけど紙一重の勝負だったと思います。」 (来季のグランドチャンピオン戦に向けて) 「これだけのお客様に注目していただける棋戦ですので、またいい碁をお見せすることができるように、しっかり頑張っていきたいと思います。」


対局結果は以下の通り。

決勝
3月31日(土)午後
△井山裕太棋聖 中 押  河野臨九段
(左が勝者。△印は先番)


この一年は「井山」の年だったことは誰もが認めるところ。有終の美を飾った。
棋士の真剣勝負を間近に見られるのが大きな魅力。会場には多くのファンが


「早碁」でも強さを見せつけた井山


公開対局の解説は片岡聡九段(右)が担当。聞き手は吉原由香里六段

2017年グランドチャンピオン戦決勝

黒 井山裕太棋聖  白 河野臨九段
195手まで、黒中押し勝ち

 

お知らせ

グランドチャンピオン戦は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
準決勝の模様は、YouTube「日本棋院囲碁チャンネル」で中継いたしました。

また決勝戦は大盤解説会の模様を囲碁・将棋チャンネル囲碁プレミアムで生放送いたしました。