第1Rは1勝で幕【第7回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯第7戦】


日本、中国、韓国各チーム女流棋士5人による勝ち抜き戦、第7回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯(中国江蘇省泰州市姜堰区)の第7戦が4月21日に行われた。

日本チームの1番手で出場した牛栄子初段が20日の第2戦で登場し、中国の周泓余二段に黒番中押し勝ち。
続く21日の第3戦で牛は、金侖映四段に敗れた。

日本勢は第5、7戦(22、23日)に王景怡二段と向井千瑛五段が順にそれぞれ出場するが、勝利をおさめることはできなかった。

対戦成績は以下の通り。

第1戦 4月20日(木)
 周 泓余二段(中国) 中 押 △宋 彗領二段(韓国)
第2戦 4月20日(木)
△牛 栄子初段(日本) 中 押  周 泓余二段(中国)
第3戦 4月21日(金)
 金 侖英四段(韓国) 中 押 △牛 栄子初段(日本)
第4戦 4月21日(金)
 陸 敏全三段(中国) 1目半 △金 侖英四段(韓国)
第5戦 4月22日(土)
 陸 敏全三段(中国) 中 押 △王 景怡二段(日本)
第6戦 4月23日(日)
 呉 政娥三段(韓国) 1目半 △陸 敏全三段(中国)
第7戦 4月23日(日)
 呉 政娥三段(韓国) 中 押 △向井千瑛五段(日本)
(左側が勝者。△印は先番)


結果、日本勢は第1ラウンドを牛初段の1勝で終えた。
第2ラウンドは6月2日から同所で行われ、日本から謝依旻六段と藤沢里菜三段が出場する。

日本棋院ネット対局「幽玄の間」では黄竜士精鍛科技杯の模様をライブ中継いたします。

日本チームの向井五段(右)。大石取って碁に負けた(写真提供:sina.com)
第5戦、日本2番手の王(右)、中国の陸に敗北。写真は握りの様子(写真提供:sina.com)