本因坊文裕が3連勝で防衛に王手【第77期本因坊戦挑戦手合七番勝負第3局】


 前人未到の本因坊11連覇を目指す本因坊文裕(井山裕太)一力遼棋聖が挑戦する 第77期本因坊戦挑戦手合七番勝負 (主催:毎日新聞社・日本棋院・関西棋院)第3局が6月1日(水)に長野県高山村「藤井荘」で打たれ、本因坊文裕が黒番中押し勝ちをおさめ防衛まであと1勝とした。
第4局は6月11日(土)・12日(日)に福岡県太宰府市 「九州国立博物館」で行われる。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については、毎日新聞の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

文裕が開幕3連勝
ストレートでカド番に追い込まれた一力
文裕「中央取り込む形になって一応勝負形にはなったのかなと。良くなったと思ったのは本当に後半のほう」
一力「中央の黒の図があんまりよくわかってなかったんですけど、いろいろもう少し良い図はあったのかなと」
YouTubeで解説する本木八段・瀬戸八段と幽玄の間解説の林八段
大盤解説会は高山村公民館で行われた
2日目の勝負飯は1日目と逆のメニュー
2日目のおやつ
「囲碁の輪をひろげよう」プロジェクトの返礼品の連名色紙。希少性の高さ故、公開と同時に売り切れ
対局場の緑霞山宿藤井荘




第3局陣容

タイトルホルダー 本因坊文裕(名人・王座・碁聖)
挑戦者 一力遼棋聖
立会人 24世本因坊秀芳
新聞解説 本木克弥八段
記録 青木裕孝二段近藤登志希二段
大盤解説 鶴山淳志八段謝依旻七段
幽玄の間解説 林漢傑八段
日本棋院囲碁チャンネル つるりんコンビ瀬戸大樹八段、他


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