井山がシリーズ初勝利!【第41期名人戦挑戦手合七番勝負第4局】


井山裕太名人高尾紳路九段が挑戦する第41期名人戦挑戦手合七番勝負【主催:朝日新聞社】の第4局が10月4日(火)、5日(水)に兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」で行われた。
結果は181手までで黒番の井山裕太名人が中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を1勝3敗としカド番をしのいだ。終局は18時3分、持時間各8時間のうち残り時間は黒番の井山が4分、白番の高尾が38分だった。

第5局は10月12日(水)、13日(木)に静岡県熱海市「あたみ石亭」で行われる。

両対局者のコメント

井山名人「上辺の3子を取り込んで、正しく打てれば少し残りそうと思った。
(カド番をしのぎ)まだまだ厳しい状況には変わりないが、ここから少しずつ状態をあげていきたい。」
高尾九段「この碁はずっと悪かったが、悪いなりには打てた。次はもっといい碁を打ちたい。」

シリーズ初勝利、カド番をしのいだ井山名人


第41期名人戦挑戦手合七番勝負第4局

黒:井山裕太名人 白:高尾紳路九段


(幽玄の間解説:山田拓自八段

名人戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。

また、ニコニコ生放送でも生中継いたします。

第41期名人戦挑戦手合七番勝負特設ページはこちら

ネット対局「幽玄の間」では封じ手予想クイズを実施しております。 たくさんのご応募お待ちしております!