井山が90手目を封じる【第45期名人戦挑戦手合七番勝負第3局】


芝野虎丸名人
VS
井山裕太三冠

 初防衛を目指す芝野虎丸名人井山裕太三冠が挑戦する第45期名人戦挑戦手合七番勝負【主催:朝日新聞社】第3局が9月23日(水)に山口県山口市「山口市菜香亭」で開始した。
 定刻の9時に立会人の山城宏九段の合図により対局が始まった。1日目は井山が90手目を封じて打ち掛けとなった。封じ手時刻は17時30分。持ち時間各8時間のうち消費時間は黒番の芝野が3時間19分、白番の井山が4時間11分だった。この対局は24日(木)9時に再開され同日夜に終局の見込み。

 対局については「朝日新聞デジタル」「日本棋院囲碁チャンネル1日目2日目)」およびネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
 また詳細・解説については「朝日新聞」の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。



山城宏立会に封じ手を手渡して1日目が終了
15時のおやつ。左:芝野名人(カステラ) 右:井山挑戦者(舌鼓)
芝野名人のおやつの食レポを行う山下敬吾九段(画像:日本棋院囲碁チャンネル

第45期名人戦挑戦手合七番勝負第3局 封じ手局面図
黒:芝野虎丸名人 白:井山裕太三冠

(幽玄の間解説:六浦雄太七段)


陣容

名人
芝野虎丸名人(名人・王座・十段)
挑戦者
井山裕太三冠(棋聖・本因坊・天元)
立会人
山城宏九段
新聞解説
山下敬吾九段
記録
常石隆志四段、大表拓都三段
日本棋院囲碁チャンネル
解説:大橋成哉七段(2日目午後より)
幽玄の間
解説:六浦雄太七段