許家元、ベスト4!【第7回全羅南道国手山脈国際囲碁大会世界プロ最強戦】


 韓国主催の国際棋戦、第7回全羅南道国手山脈国際囲碁大会世界プロ最強戦が12月10日(金)に開幕。 日本からは許家元九段山下敬吾九段河野臨九段の3名が出場した。 10日(金)10時より1回戦、14時より2回戦が行われ、許が1回戦で韓国の金明訓八段に、2回戦で中国の黄雲嵩八段にそれぞれ勝利し2連勝、ベスト4に名乗りをあげた。 山下は1回戦に韓国の崔精九段に勝利したが、2回戦で韓国の申眞諝九段に敗れた。また河野は1回戦で卞相壹九段(韓国)に敗れた。
 許は11日(土)10時より準決勝で、韓国の卞相壹九段と対戦する。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、第7回全羅南道国手山脈国際囲碁大会世界プロ最強戦はインターネット対局にて行われる。
 この対局の模様は「日本棋院囲碁チャンネル」(日本選手の対局のみ)、 インターネット対局「幽玄の間」にて配信します。


1回戦の結果(左勝者、△先番)

12月10日(金)10時~
勝者 相手
 許家元九段中押し△金明訓八段韓国
△山下敬吾九段1目半 崔精九段韓国
 卞相壹九段韓国中押し△河野臨九段
△黄雲嵩八段中国中押し 申旻埈九段韓国
△范廷鈺九段中国中押し 崔哲瀚九段韓国
 許嘉陽九段中国中押し△元晟溱九段韓国
 許皓鋐七段中華台北中押し△朴廷桓九段韓国
△申眞諝九段韓国8目半 王元均九段中華台北

2回戦の結果(左勝者、△先番)

12月10日(金)14時~
勝者 相手
△許家元九段中押し 黄雲嵩八段中国
 申眞諝九段韓国中押し△山下敬吾九段
△卞相壹九段韓国10目半 范廷鈺九段中国
 許嘉陽九段中国中押し△許皓鋐七段中華台北

準決勝組み合わせ

日時対局者1 対局者2
12月11日(土)10時~許家元九段卞相壹九段韓国
12月11日(土)14時~申眞諝九段韓国許嘉陽九段中国

許家元、国際戦ベスト4!
2回戦終了後のインタビュー中の山下
河野は無念の1回戦敗退
韓国の申眞諝九段
韓国の卞相壹九段
韓国の崔精九段
韓国の金明訓八段
中国の黄雲嵩八段
日本棋院囲碁チャンネル解説の武宮陽光六段

棋戦概要

棋戦名
第7回全羅南道国手山脈国際囲碁大会世界プロ最強戦
主催
韓国棋院
主管
韓国棋院、全羅南道囲碁協会
後援
全羅南道、霊岩郡、新安郡
協力
日本棋院、中国囲棋協会、台湾棋院

対局概要

対局日時
1回戦 12月10日(金) 10時(日本時間)
2回戦 14時(日本時間)
準決勝1 12月11日(土) 10時(日本時間)
準決勝2 14時(日本時間)
決勝 12月12日(日) 10時(日本時間)
対局場所
日本棋院東京本院6階、各国棋院
対局方式
コミ6目半
持時間各30分、秒読み40秒3回
優勝賞金
4,000万ウォン

出場棋士

日本
韓国
崔哲瀚九段、元晟溱九段、朴廷桓九段、申眞諝九段、申旻埈九段、卞相壹九段、金明訓八段
中国
范廷鈺九段、許嘉陽九段、黄雲嵩八段
中華台北
王元均九段、許皓鋐七段
ワイルドカード
崔精九段(韓国)

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