文裕が83手目を封じて1日目を終える【第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第4局】


本因坊文裕
VS
芝野虎丸王座
 

 10連覇を目指す本因坊文裕(=井山裕太九段)に芝野虎丸王座が挑戦する 第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負(主催:毎日新聞社、 日本棋院、関西棋院/協賛:大和証券グループ) 第4局が6月10日(木)に福岡県北九州市 「アートホテル小倉ニュータガワ」で開始した。
 定刻の9時00分に立会人の大竹英雄名誉碁聖の合図により文裕の先番で対局が始まった。 1日目は午前中に66手まで進んだが、午後は一転進行が遅くなり文裕が83手目を封じて打ち掛けとなった。 封じ手時刻は17時10分。消費時間は持ち時間各8時間のうち、 黒番の文裕が4時間28分、白番の芝野が2時間42分だった。 この対局は11日(金)9時に再開され同日夜に終局の見込み。

 対局については「毎日新聞」、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信(1日目2日目)、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については「毎日新聞」の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。


第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第4局 封じ手局面図

黒:本因坊文裕 白:芝野虎丸王座

(幽玄の間解説:山田規三生九段

文裕が83手目を封じて1日目が終了
映像解説を行う、新聞解説の王銘琬九段と聞き手の吉原由香里六段
(画像提供:日本棋院囲碁チャンネル
封じ手が入った封筒。明朝まで厳重に保管される
対局場所の「アートホテル小倉ニュータガワ
文裕昼食:門司港名物 焼きカレー 和牛ステーキ添え
芝野昼食:小倉名物 肉うどん 海鮮丼 おきゅうと
文裕おやつ:フルーツ盛り合わせ、アイスティー
芝野おやつ:熊本県産メロンのタルト、ホットコーヒー
美女に囲まれご満悦の立会人の大竹英雄名誉碁聖



陣容

タイトルホルダー 本因坊文裕(棋聖・名人・本因坊)
挑戦者 芝野虎丸王座
立会人 大竹英雄名誉碁聖
新聞解説 王銘琬九段
映像解説 解説:武宮陽光六段、聞き手:大森らん初段
記録 伊藤優詩五段大淵浩太郎五段
幽玄の間解説 山田規三生九段
日本棋院囲碁チャンネル 吉原由香里六段、他

日本棋院 書籍・雑誌PR