北九州対局 文裕の先番で対局開始【第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第4局】


本因坊文裕
VS
芝野虎丸王座
 

 10連覇を目指す本因坊文裕(=井山裕太九段)に芝野虎丸王座が挑戦する 第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負(主催:毎日新聞社、 日本棋院、関西棋院/協賛:大和証券グループ) 第4局が6月10日(木)に福岡県北九州市 「アートホテル小倉ニュータガワ」で開始した。
 定刻の9時00分に立会人の大竹英雄名誉碁聖の合図により文裕の先番で対局が始まった。 持ち時間は各8時間。1日目は本日夕刻に封じ手による打ち掛けとなり11日(金)に2日目が打ち継がれる。
 なお福岡県で行われる本因坊戦挑戦手合は4期ぶり19回目。文裕の福岡県での挑戦手合対局は11回目。成績は7勝3敗。芝野の福岡県での挑戦手合は初めて。 シリーズはここまで芝野の2勝1敗。芝野がタイトル奪取にあと1勝とするか、文裕が2勝2敗のタイとするか注目だ。

 対局については「毎日新聞」、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信(1日目2日目)、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については「毎日新聞」の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。


文裕の先番で対局開始 初手は17の四 小目
初手は17の四 小目(画像提供:日本棋院囲碁チャンネル
芝野、レインボーカラーのマスク
対局場所の「アートホテル小倉ニュータガワ
広々としたロビーから庭園が一望できる



陣容

タイトルホルダー 本因坊文裕(棋聖・名人・本因坊)
挑戦者 芝野虎丸王座
立会人 大竹英雄名誉碁聖
新聞解説 王銘琬九段
映像解説 解説:武宮陽光六段、聞き手:大森らん初段
記録 伊藤優詩五段大淵浩太郎五段
幽玄の間解説 山田規三生九段
日本棋院囲碁チャンネル 吉原由香里六段、他

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