陣屋対局 芝野の先番【第68期王座戦挑戦手合五番勝負第4局】


芝野虎丸王座
VS
許家元八段
 

 初防衛を目指す芝野虎丸王座許家元八段が挑戦する 第68期王座戦(主催:日本経済新聞社/ 日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第4局が12月3日(木)に 神奈川県秦野市 「陣屋」で開始した。
 定刻の10時に立会人の王立誠九段の合図により芝野の先番で始まった。 芝野の初手は16の四 ホシ。持ち時間は各3時間。本日夕刻に終局の見込み。
 芝野の2勝1敗で迎えた第4局。芝野が勝ってここでタイトル防衛を決めるか、許が勝ちタイとするか注目の対局。 対局場所は囲碁・将棋のタイトル戦で数々の名勝負を生み出してきた鶴巻温泉「陣屋」。両者の対戦成績は芝野の6勝4敗。直近では許が2連勝している。

 対局については「日本経済新聞」、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
 また詳細・解説については「日本経済新聞」の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。


前日のコメント

△芝野虎丸王座
「許家元八段には(他棋戦も含め)連敗という形にはなっているがあまり気にせずに集中して打てたらいいなと思っています 」
許家元八段
「カド番というのはかわらないが、いままでよりももっと質の良い碁で自分の力を発揮できたらいいなと思う」
芝野の先番
許、タイにできるか
対局部屋は「松風」の間。移築前に旧黒田藩が明治天皇をお迎えするために作られた
「陣屋」入り口
美しい庭園が拡がる
本日の対局に使用している碁盤の箱書き。昭和の大棋士故木谷實九段の揮毫が。




陣容

タイトルホルダー 芝野虎丸王座(王座・十段)
挑戦者 許家元八段
立会人 王立誠九段
新聞解説 河野臨九段
記録 大表拓都三段豊田裕仁初段
幽玄の間解説 鶴山淳志八段
日本棋院囲碁チャンネル 鶴山淳志八段、他