井山2連勝 タイトル防衛にあと1勝【第46期天元戦挑戦手合五番勝負第3局】


 6連覇を目指す井山裕太天元一力遼碁聖が挑戦する 第46期天元戦(主催:新聞三社連合/ 日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第3局が11月27日(金)に福岡県久留米市 「ホテルマリターレ創世 久留米」で打たれ、 井山が180手までで白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ2勝1敗としタイトル防衛にあと1勝とした。終局時刻は17時10分。残り時間は黒番の一力が1分、 白番の井山が2分だった。注目の第4局は12月7日(月)に兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で行われる。

 この対局の棋譜については天元戦特設サイト、 ネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
 また詳細・解説につきましては加盟各紙の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。


対局者のコメント

井山裕太天元
「(両三々は作戦か)本番で使ったことなかったが使ってみようと思った(シノギ勝負になったが?)正しく打てばいけるかなと (どこで勝利を確信したか)白152でなんとかなるかなと」
一力遼碁聖
「(序盤の手ごたえは?)左辺3子が取られ大きかった、地合いが大変かと。(中央の戦いは?)黒103と付けて勝負形になったかと。 正しく打っていればはあるが、時間配分がまずかったか。地合いで苦しくなる前になんとかしないといけなかった」
井山、タイトル防衛まであと1勝
一力、巻き返しを期待
井山昼食「天ぷらそば」
一力昼食「カレーライス」
近くを流れる筑後川


陣容

タイトルホルダー 井山裕太天元
挑戦者 一力遼碁聖
立会人 坂口隆三九段
記録 大西研也四段木部夏生二段
幽玄の間解説 鈴木伸二七段