芝野 1時間41分の大長考で封じる【第45期名人戦挑戦手合七番勝負第4局】


芝野虎丸名人
VS
井山裕太三冠

 初防衛を目指す芝野虎丸名人井山裕太三冠が挑戦する第45期名人戦挑戦手合七番勝負【主催:朝日新聞社】第4局が9月29日(火)に三重県鳥羽市「戸田家」で開始した。
 定刻の9時に立会人の羽根泰正九段の合図により対局が始まった。 1日目は芝野が58手目を15時56分から1時間41分の大長考で封じて打ち掛けとなった。封じ手時刻は17時37分。持ち時間各8時間のうち消費時間は黒番の井山が3時間9分、白番の芝野が4時間28分だった。この対局は30日(水)9時に再開され同日夜に終局の見込み。

 対局については「朝日新聞デジタル」「日本棋院囲碁チャンネル1日目2日目)」およびネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
 また詳細・解説については「朝日新聞」の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。



芝野が羽根泰正立会に封じ手を手渡して1日目が終了
封じ手封筒
羽根泰正九段、羽根直樹九段が日本棋院囲碁チャンネルで共演
芝野名人の昼食:伊勢鶏の親子丼
井山挑戦者の昼食:冷やしそば

第45期名人戦挑戦手合七番勝負第4局 封じ手局面図
黒:井山裕太三冠 白:芝野虎丸名人

(幽玄の間解説:三村智保九段)


陣容

名人
芝野虎丸名人(名人・王座・十段)
挑戦者
井山裕太三冠(棋聖・本因坊・天元)
立会人
羽根泰正九段
新聞解説
羽根直樹九段
記録
伊藤健良二段、西岡正織二段
日本棋院囲碁チャンネル
解説:下島陽平八段(2日目午後より)
幽玄の間
解説:三村智保九段