一力の先番で始まる【第42期棋聖戦挑戦手合七番勝負第3局】


井山裕太棋聖一力遼八段が挑戦する第42期棋聖戦挑戦手合七番勝負【主催:読売新聞社】の第3局が1月31日(水)9時に長崎県西海市の「オリーブベイホテル」で始まった。持ち時間は各8時間。1日目は、本日夕刻に封じ手による打ち掛けとなり、2月1日(木)に2日目が打ち継がれる。

井山の2連勝で迎えた第3局。井山が連勝し防衛まであと1勝とするか、一力が1勝を返すかに注目が集まる。対局の詳細については読売新聞の報道と観戦記、週刊碁月刊碁ワールドの記事にてお楽しみください。

また、30日には前夜祭が開かれ、両対局者が意気込みを語った。

両対局者コメント

一力八段「棋聖戦は連敗という厳しいスタートになってしまいましたが、明日からの第三局は自分なりに納得のいく手を積み重ねて、皆様に内容の良い碁を見て頂けるように頑張りたいと思うので、よろしくお願いします」

井山棋聖「オリーブベイホテルには他の棋戦で三回来ていまして、いつ来ても皆様に暖かく迎えて頂いて本当に感謝しています。自然に囲まれた落ち着いた環境の中で対局させていただけるということで、対局者としてはこれ以上ない場所だと思っています。ホテルも素晴らしいですし、食事も毎回美味しく頂いてるので今回も楽しみに来ました。
棋聖戦は七番勝負という大変長い戦いになりますので、あまりスコアのことは気にせずに、自分なりの碁、パフォーマンスをして皆様に楽しんでいただける喜んでいただけるようなそういう碁が打てればと思います」

第3局は一力の先番
前夜祭で両対局者に花束が贈呈された

第42期棋聖戦第3局24手目まで

黒:一力遼八段 白:井山裕太棋聖

(幽玄の間解説:大橋成哉七段

現地陣営

立会
石田篤司九段
新聞解説
村川大介八段
記録
小松大樹二段鳥井裕太二段
現地大盤解説
解説・中野泰宏九段 聞き手・多冨佳絵三段

特設サイト、関連リンク

棋聖戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。
また、囲碁・将棋チャンネル(対局2日目の朝と夕方)、囲碁プレミアムニコニコ生放送でも生中継いたします。
第42期棋聖戦挑戦手合七番勝負特設ページはこちら
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