10月30日（金）に2020三星火災杯ワールド囲碁マスターズ本戦8強戦、一力遼八段－謝爾豪九段（中国）戦がネット対局で行われ、 一力が249手までで白番中押し負けを喫しベスト4に進出はならなかった。国別のベスト4進出者数は韓国1、中国3となった。
　準決勝は31日（土）11時から行われる。この対局の模様は幽玄の間にて手順ライブ中継いたします。

終局後のコメント

一力遼八段

「1回戦2回戦と、中国・韓国の実力者によい内容で勝てたのは自信となった。世界戦のネット碁には慣れてきた。移動が無い分楽ではある。 相手の顔が見えないため雰囲気に飲み込まれるといったこともない。
応氏杯ベスト4で自信となった部分はある。今日の碁も途中までは順調だった。判断力でもう少し精度を上げていければ。

（ラムネについて）以前から対局中によく食べていたが、最近提供していただいてすごく助かっています」

一力遼八段 － △謝爾豪九段戦 終局図

10月30日（金）8強戦の結果（左勝者、△黒番）

　△謝爾豪九段（中国）　中押し　　一力遼八段（日本）
　　申眞諝九段（韓国）　中押し　△時越九段（中国）
　△楊鼎新九段（中国）　中押し　　李維清八段（中国）
　△柯潔九段（中国）　　中押し　　李軒豪八段（中国）

10月31日（土）準決勝

　申眞諝九段（韓国）　－　謝爾豪九段（中国）
　柯潔九段（中国）　　－　楊鼎新九段（中国）

大会概要

対局日程

10月27日（火）32強戦
28日（水）16強戦
30日（金）8強戦
31日（土）4強戦
11月2日（月）決勝戦第1局
3日（火）決勝戦第2局
4日（水）決勝戦第3局
すべて、11時（日本時間）開始

対局場所

日本棋院東京本院にてインターネット対局

対局規定

コミ6目半、持時間各2時間1分の秒読み5回