許、芝野の決勝三番勝負に【第1回テイケイ杯俊英戦リーグ】


 本年創設の新棋戦、25歳以下の棋士が出場する「第1回テイケイ杯俊英戦(協賛:テイケイ株式会社)」リーグ戦が、 6名ずつのAリーグ、Bリーグに分かれて12月20日から25日までの5日間(23日は休み)で行われ、Aリーグは芝野虎丸九段が4勝1敗(※)で、 Bリーグは許家元十段が5勝0敗で1位となり、決勝3番勝負に進出を決めた。決勝三番勝負は2022年3月に実施予定。 ※:一力遼九段と4勝1敗で並んだが直接対戦の結果で芝野が1位

 テイケイ杯は、45歳以上の女流上位棋士ら(※)が参加する「女流レジェンド戦」、 60歳以上の上位棋士ら(※)が出場する「レジェンド戦」、 25歳以下の棋士が出場する「俊英戦」の3棋戦が本年創設された。
※:詳細は各棋戦ページを参照

 リーグ戦の模様は日本棋院囲碁チャンネルで各日注目の1局を映像ライブ配信、 日本棋院ネット対局「幽玄の間」にて全局棋譜ライブ中継いたしました。



参加棋士全員で
ただひとり全勝の許。タイトルホルダーの貫禄を魅せた
緒戦で敗れたがその後4連勝で1位とした芝野 許との番勝負は第59期十段戦以来
芝野との直接対局の敗戦がひびき2位となった一力
Bリーグ2位は4勝1敗で広瀬
小山、最終戦で痛い敗戦 勝っていれば芝野、一力との三つ巴でプレーオフだった
佐田、関西棋院勢トップのBリーグ3位。好きな言葉は「好きこそ物の上手なれ」
紅一点の上野 並み居る若手強豪の中2勝3敗は立派な成績
鶴田、最終局は終盤までリードしていたが惜しくも残らず
今分、最終局の勝利で芝野をアシスト
大竹、全敗はまぬがれた
阿部、遠かった1勝
大西、1勝が遠かった
映像配信対象局は和室の個室で対局
その他の対局は大部屋で

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