謝と向井が決勝進出【第1回扇興杯女流最強戦準決勝】


第1回扇興杯女流囲碁最強戦 【主催:日本棋院 協賛:センコー株式会社】 の準決勝が7月15日(金)に滋賀県東近江市の迎賓庵『あけくれ』で行なわれ、 謝依旻女流本因坊と向井千瑛五段が勝ち決勝進出を決めた。



決勝進出を決めた謝依旻女流本因坊
女流タイトル独占なるか?


青木喜久代八段
平成24年の女流棋聖戦以来となるタイトル獲得は成らなかった


決勝進出を果たした向井千瑛五段
平成25年の女流本因坊以来2つ目のタイトル獲得を目指す


藤沢里菜三段
平成26年の女流会津杯、女流本因坊に続く3つ目のタイトル獲得は成らなかった


準決勝の結果
黒: 謝依旻女流本因坊 白: 青木喜久代八段 155手完 黒番中押し勝ち


黒: 向井千瑛五段 白: 藤沢里菜三段 129手完黒番中押し勝ち



決勝戦は明後日7月17日(日)の9:00から行われる。

第1回扇興杯女流囲碁最強戦の決勝は、 日本棋院ネット対局 「幽玄の間」 でライブ中継を、
囲碁将棋チャンネルの「囲碁プレミアム」で映像配信をお送りいたします。
どうぞお楽しみに!

謝依旻女流本因坊が通算300勝達成【女流史上最年少記録】

この勝利で謝依旻女流本因坊は日本棋院女流史上22人目の公式戦通算300勝達成となりました(198敗)。

・26歳7ヶ月での達成となり女流史上最年少記録
(これまでの1位は小林泉美六段の27歳6ヶ月)
・入段から12年3ヶ月での達成となり女流史上2位
(1位は小林泉美六段の9年9ヶ月)
・達成時勝率 .602 となり女流史上2位
(1位は小林泉美六段の.611)