上野が世界戦初優勝【SENKO CUPワールド碁女流最強戦2022 決勝】


 日本主催の唯一の女流国際棋戦、SENKO CUPワールド碁女流最強戦2022(主催:日本棋院、特別協賛:センコーグループホールディングス株式会社、協賛:旭化成株式会社積水ハウス株式会社積水化学工業株式会社株式会社三菱UFJ銀行三菱UFJ信託銀行株式会社、後援:日本経済新聞社株式会社囲碁将棋チャンネル) が4月8日(金)に開幕した。対局は情勢に配慮して日本棋院ネット対局『幽玄の間』で行われる。
 10日は11時より決勝が行われ、上野愛咲美四段が中華台北の盧鈺樺四段に黒番中押し勝ちをおさめ本棋戦日本棋士初の優勝となった。同時に行われた3位決定戦は藤沢里菜五段謝依旻七段に黒番中押し勝ちをおさめた。

この棋戦の模様は、日本棋院囲碁チャンネルおよび、 日本棋院ネット対局幽玄の間で棋譜ライブ配信いたします。

決勝の結果(左勝者、△黒番)

4月10日(日)11時00分~
勝者結果対戦相手
上野愛咲美四段中押し 盧鈺樺四段(中華台北)

3位決定戦の結果(左勝者、△黒番)

4月10日(日)11時00分~
勝者結果対戦相手
藤沢里菜五段中押し 謝依旻七段

上野愛咲美四段が世界戦初優勝
本棋戦3連覇の於之瑩七段を1回戦で下しての堂々の優勝
準優勝は盧鈺樺四段、中華台北女流トップの力を示した
上野はAI評価値だけでなく時間の使い方でも圧倒していた
この日は奥から藤沢、上野、謝の座り順
大盤解説会はたくさんの女流棋士が登壇し、華やかな雰囲気
左から吉原由香里六段、井澤秋乃五段、万波佳奈四段、鈴木歩七段によるトークイベントが行われた
表彰式後の記念撮影


■1回戦 解説あり

■1回戦 解説なし


■準決勝 解説あり

■準決勝 解説なし

■決勝・3位決定戦 トークイベント・大盤解説会

■決勝・3位決定戦 解説なし




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