日本、韓国、中国の各国女流棋士5名による勝ち抜き団体戦、「湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦」の第2ラウンド第13戦が10月20日（木）に行われた。
第13戦は、ここまで3連勝で逆転優勝を狙う日本の上野愛咲美四段と中国の周泓余六段が対戦した。
結果は207手までで周が黒番中押し勝ちを収め、中国チームの優勝を決めた。
敗れた日本は通算4勝5敗で準優勝だった。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦はインターネット対局で実施しました。
この対局の模様は、「日本棋院囲碁チャンネル」（日本選手の対局のみ）、インターネット対局「幽玄の間」にて配信します。
第1回湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦第13戦 終局図
黒：周泓余六段 白：上野愛咲美四段 207手完、黒番中押し勝ち
棋戦概要
- 棋戦名
- 湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦
- 主催
- ソウル新聞、韓国棋院
- 主管
- 韓国棋院
- 協賛
- 湖盤建設
- 優勝賞金
- 1億ウォン
- 対局日時
- 第1ラウンド：5月22日（日）～28日（土）14時（日本時間）開始
- 第2ラウンド：10月15日（土）～21日（金）14時（日本時間）開始
- 対局場所
- 日本棋院東京本院
- 対局規定
- コミ6目半、持時間各1時間、秒読み1分1回
棋各国選手
- 日本
- 韓国
- 崔精九段、呉侑珍九段、金彩瑛七段、許瑞玹三段、李スルジュ初段
- 中国
- 於之瑩七段、陸敏全六段、周泓余六段、李赫五段、呉依銘三段
