余正麒が初の本因坊挑戦【第79期本因坊戦 挑戦者決定戦】


 一力遼本因坊への挑戦権を争う、第79期本因坊戦 (主催:毎日新聞社/日本棋院/関西棋院)の挑戦者決定戦が4月18日に日本棋院東京本院で行われた。
 挑戦者決定戦は芝野虎丸名人余正麒八段の組合せとなり、 238手までで余が白番中押し勝ちをおさめ、一力との挑戦手合五番勝負へと進んだ。
 余は初の本因坊挑戦で、初の七大タイトル獲得を目指す。ちなみに関西棋院所属棋士の本因坊挑戦は第17期(1962年)の半田道玄九段以来で62年ぶりとなる。

 第79期本因坊戦挑戦手合五番勝負は5月14日(火)に「東京国立博物館」で開幕する。

 この対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」で棋譜LIVE配信いたしました。詳細・解説については、日本棋院のWEB記事サイト「棋道web」、毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

一力への挑戦を決めた余
局後インタビューの様子