文裕連勝で決着は最終局へ【第78期本因坊戦挑戦手合七番勝負第6局】


 本因坊12連覇を目指す本因坊文裕(井山裕太)一力遼棋聖が挑戦する 第78期本因坊戦挑戦手合七番勝負 (主催:毎日新聞社・日本棋院・関西棋院)第6局が山梨県甲府市「常磐ホテル」で打たれ、文裕が白番中押し勝ちをおさめ3勝3敗となった。
次の最終第7局は7月19日(水)・20日(木)に三重県鳥羽市「戸田家で行われる。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また本局の詳細・解説については、毎日新聞の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等でご覧ください。

"カド番の文裕"本領発揮か

一力、手どころで痛い失着


激闘の結末!勝負師の姿から求道者の顔へ(切り抜き動画:再生時間1分)


終局後の検討は1時間ほど行われた。
対局場の常磐ホテルはお気に入りの棋士が多くプライベートで訪れる棋士もいるほど

2日目の昼食

2日目のおやつ

富士の間で行われた大盤解説会

午後の検討風景

常磐ホテルには記念撮影用の兜が用意されている
清成九段(左)と山下九段の貴重なツーショット


山下敬吾立会人、関西棋院から清成哲也九段ら大勢の棋士が出演。




注目の2日目は再生回数が10万回を超えた。


第6局陣容

タイトルホルダー 本因坊文裕(王座・碁聖・竜星)
挑戦者 一力遼棋聖
立会人 山下敬吾九段
記録 青木裕孝二段日野勝太初段
新聞解説 孫喆七段
大盤解説・聞き手 内田修平八段木部夏生三段
幽玄の間解説 鈴木伸二八段
日本棋院囲碁チャンネル 鈴木伸二八段、他