芝野が2連勝で一歩リード【第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第3局】


本因坊文裕
VS
芝野虎丸王座
 

 10連覇を目指す本因坊文裕(=井山裕太九段)に芝野虎丸王座が挑戦する 第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負(主催:毎日新聞社、 日本棋院、関西棋院/協賛:大和証券グループ) 第3局が6月1日(火)、2日(水)に大阪府守口市 「ホテル・アゴーラ大阪守口」で打たれ、芝野が149手までで黒番中押し勝ちをおさめシリーズ2勝1敗とした。終局時刻は19時1分。残り時間は白番の文裕が9分、黒番の芝野が10分だった。

 第4局は6月10日(木)、11日(金)に福岡県北九州市「アートホテル小倉ニュータガワ」で打たれる。

終局後のコメント

芝野虎丸王座
「白32とハネ継がれた辺りが少し不満で打ちにくくしたと思っていました。封じ手はハイか中から動き出していくかを考えていたが、ほぼハイ1択でした。 地では勝負できない形勢になったと思うので取りに行くことにしました。黒125とニ線に曲がって白の眼が無くなった時に正しく打てばイケてるかなと思いました」
本因坊文裕
「昨日の段階では実戦の最後の方の進行だと少しさばけているかなと思いましたが、その判断があっているかどうかはわからないです。 黒81とツケコされた時は、形はやれるのかなと最初は打っていたんですけど、進んでみてはっきりとしのぎが見えなかったです。 自分で決断したことなので後悔した手はありません」
 対局については「毎日新聞」、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信(1日目2日目)、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については「毎日新聞」の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。


第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第3局 終局図

黒:芝野虎丸王座 白:本因坊文裕

(幽玄の間解説:大橋成哉七段
81手目の鋭いツケコシから白を分断し大石を仕留めて勝利
芝野、連勝で勢いに乗るか
文裕、地元大阪で痛い敗北となった
映像解説陣、笑いを交えつつ骨のある解説で大いに盛り上げた
1日目は大森らん初段、安田明夏初段もYouTubeに出演し大橋七段の解説指導を受ける
凝った盛り付けの「フルーツ盛り合わせ」
対局場の「ホテルアゴーラ大阪守口」は守口市駅と駅前デッキで直結





陣容

タイトルホルダー 本因坊文裕(棋聖・名人・本因坊)
挑戦者 芝野虎丸王座
立会人 坂口隆三九段
新聞解説 結城聡九段
映像解説 解説:今村俊也九段、聞き手:佃亜紀子六段
記録 吉川一三段村本渉三段
幽玄の間解説 大橋成哉七段
日本棋院囲碁チャンネル 大橋成哉七段、他

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