張心澄初段、デビュー戦飾れず【第30期竜星戦予選】


 第30期竜星戦【主催:株式会社囲碁将棋チャンネル】予選Bが6日に東京都千代田区の日本棋院東京本院で行われ、 2020年4月入段の張心澄初段関航太郎三段との公式戦初対局に臨んだ。
 張初段は曽祖父が故・木谷実九段、祖父母が小林光一名誉棋聖故・小林禮子七段、 両親が張栩九段小林泉美六段で昨期の女流棋士特別採用試験に合格しこの春に入段した。
 結果は148手までで関の白番中押し勝ちだった。

関航太郎三段のコメント:
「ずっと難しかったが左上の形が決まって打ちやすくなった。(心澄さんのデビュー戦だったが?)あまり意識はしなかった。(心澄さんの印象は?)今日の碁は力を出し切れていない感じがした。運が良かった」

張心澄初段のコメント:
「(対局を振り返って)全然ダメだったのでもっと強くなりたい(公式戦初対局の感想を)ちょっと緊張しました(今朝はだいぶはやかったが)どこにいればいいのかわからなかった(次局以降への抱負を)一生懸命がんばりたい」

「今日のシャツはお父さんを意識されたか?」の問に「はい」
注目の緒戦に多くのメディアも取材に訪れた
この対局の模様は囲碁プレミアムで放映しました。
竜星戦の本戦、決勝トーナメントは囲碁将棋チャンネルで放映します。