山下が先勝!挑戦権は第2局へ【第47期棋聖戦挑戦者決定トーナメント決勝変則三番勝負第1局】


芝野虎丸名人(S1位)
VS
山下敬吾九段(A1位)

 一力遼棋聖への挑戦権を争う、第47期棋聖戦(主催:読売新聞社/日本棋院/関西棋院)挑戦者決定トーナメント決勝変則三番勝負第1局、芝野虎丸名人山下敬吾九段戦が11月18日(金)に日本棋院東京本院で行われた。
 結果はAリーグ1位でトーナメントを勝ち上がってきた山下が181手までで黒番中押し勝ちを収め、挑戦者決定を第2局に持ち越した。終局は19時28分、残り時間は持ち時間5時間のうち黒番の山下が7分、芝野が55分だった。芝野が初の棋聖挑戦を決めるか、山下が4期ぶりの登場となるか、第2局は11月21日(月)に行われる。
 挑戦者決定変則三番勝負はSリーグ1位者が1勝のアドバンテージを持っており、勝ち上がり者は挑戦権を得るためには2勝が必要となる。
 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については、読売新聞、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。


山下が勝利し、4期ぶり挑戦に近づく
第1局で決められなかった芝野。アドバンテージを活かせるか
第2局は3日後の11月21日に行われる

第47期棋聖戦挑戦者決定トーナメント決勝変則三番勝負第1局 終局図

黒:山下敬吾九段 白:芝野虎丸名人 黒中押し勝ち