日本チームが4勝目で首位に【2016中国丙級リーグ第6戦】


中国の団体リーグ戦(中国江蘇省無錫市)の6日目が6月23日に行われた。
丙級リーグに参加している中日友好チーム(伊田篤史八段一力遼七段余正麒七段許家元三段)は、23日の第6戦では水泊梁山玉林チームと対戦し4勝0敗で勝点2をあげた。第6戦まで終えて中日友好チームは勝点10で暫定1位となっている。24日の第7戦では、乙級リーグへの昇格をかけて中国煤鉱棋院と対戦する。
丙級リーグは24日まで7回戦を戦い、上位3チームが乙級リーグに昇格する。

第2戦に続き4戦全勝で勝ち点2を得る(写真提供:sina.com)
一力は6連勝(写真提供:sina.com)
許も全勝をキープ(写真提供:sina.com)

第6戦の結果(6月23日) 左側が勝者

対水泊梁山玉林チーム
伊田篤史八段 ― 尹航五段
一力遼七段 ― 婁洛寧五段
余正麒七段 ― 祁立鶴三段
許家元三段 ― 胡煜清アマ

対局日程

第1戦 6月16日(木) 対深圳董彦棋友会 2勝2敗 勝点1
第2戦 6月17日(金) 対河北囲棋協会 4勝0敗 勝点2
第3戦 6月18日(土) 対天津大学陳道チーム 2勝2敗 勝点1
第4戦 6月20日(月) 対貴州奕源クラブ 3勝1敗 勝点2
第5戦 6月21日(火) 対北京清蘭弈通チーム 3勝1敗 勝点2
第6戦 6月23日(木) 対水泊梁山玉林チーム 4勝0敗 勝点2
第7戦 6月24日(金) 対中国煤鉱棋院

競技規定

・丙級リーグには28チームが参加。7局を戦い上位3チームは乙級リーグに昇格
・対局は中国ルール。4名のチーム戦で順番を登録したあとは変更できない
・持ち時間は2時間30分、使い切ると1分の秒読み5回。対局開始は12時30分(中国時間)
・点数 : 1試合につき、対局の勝ちは2点、負けは0点。点数の合計が多い方が勝利チームとなる。チームの勝点は2点、引き分けは1点、負けは0点
・3コウ、長生などの無勝負が発生した場合は再対局を行う
・順位 :以下の順番で順位を決定。1)勝点 2)勝星数 3)対戦相手の勝点 4)対戦相手の勝星数 5)当該チームの主将以下の勝率 6)当該チームの勝敗 7)主将以下の連勝 8)抽選