上野、謝が中韓女流トップを破る【SENKO CUPワールド碁女流最強戦2022 1回戦】


 日本主催の唯一の女流国際棋戦、SENKO CUPワールド碁女流最強戦2022(主催:日本棋院、特別協賛:センコーグループホールディングス株式会社、協賛:旭化成株式会社積水ハウス株式会社積水化学工業株式会社株式会社三菱UFJ銀行三菱UFJ信託銀行株式会社、後援:日本経済新聞社株式会社囲碁将棋チャンネル) が4月8日(金)に開幕した。対局は情勢に配慮して日本棋院ネット対局『幽玄の間』で行われる。
 8日は11時より1回戦が行われ、藤沢里菜五段仲邑菫二段に白番2目半勝ち、上野愛咲美四段が中国の於之瑩七段に白番中押し勝ち、謝依旻七段が韓国の崔精九段に白番中押し勝ちをおさめ準決勝に進んだ。
 鈴木歩七段は中華台北の盧鈺樺四段に敗れた。

 準決勝は、9日(土)11時より、藤沢は上野と、謝は盧と対戦する。

この棋戦の模様は、日本棋院囲碁チャンネルおよび、 日本棋院ネット対局幽玄の間で棋譜ライブ配信いたします。

1回戦の結果(左勝者、△黒番)

4月8日(金)11時00分~
勝者結果対戦相手
 藤沢里菜五段2目半仲邑菫二段
 上野愛咲美四段中押し於之瑩七段(中国)
盧鈺樺四段(中華台北)3目半 鈴木歩七段
 謝依旻七段中押し崔精九段(韓国)

仲邑との女流名人戦の前哨戦を制した藤沢
仲邑は藤沢相手に奮闘したが惜しくも1回戦敗退
上野はこれまでの第3回まで全て優勝の於に勝って大金星をあげた
対局開始時にトラブルに見舞われて現地でも対応に追われた
鈴木は中華台北の盧に敗れる
謝は韓国女流トップの崔に快勝
於之瑩七段(中国)は本棋戦4連覇ならず
世界戦常連の崔精九段(韓国)も1回戦敗退
現在の中華台北女流トップの盧鈺樺四段


■1回戦

■準決勝

■決勝・3位決定戦




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