仲邑、初戦勝利ならず【湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦 第1ラウンド第1戦】


 日本、韓国、中国の各国女流棋士5名による勝ち抜き団体戦、「湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦」の第1ラウンドが5月22日(日)に開幕した。
 日本からは、囲碁ナショナルチーム選考会議で選出された藤沢里菜五段上野愛咲美四段鈴木歩七段謝依旻七段仲邑菫二段が出場している。
 22日の初戦には日本の仲邑二段が出場し、中国の呉依銘三段と対戦したが、162手までで中押しで敗れ、日本チームの初勝利をあげることはできなかった。
 23日の第2戦では第1戦で勝った呉依銘三段と韓国棋士が対戦する。
 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦第1ラウンドはインターネット対局にて行います。
 この対局の模様は、「日本棋院囲碁チャンネル」(日本選手の対局のみ)、インターネット対局「幽玄の間」にて配信します。


日本チームの先鋒を務めた仲邑、初戦勝利ならず


日本棋院囲碁チャンネルでは孫喆七段が解説


中国の呉依銘三段。仲邑と同年代のライバル

第1回湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦第1戦 終局図

黒:仲邑菫二段 白:呉依銘三段 162手完、白中押し勝ち


棋戦概要

棋戦名
湖盤杯ソウル新聞世界女子囲碁覇王戦
主催
ソウル新聞、韓国棋院
主管
韓国棋院
優勝賞金
1億ウォン
対局日時
第1ラウンド:5月22日(日)~28日(土)14時(日本時間)開始
対局場所
日本棋院東京本院
対局規定
コミ6目半、持時間各1時間、秒読み1分1回

棋各国選手

日本
韓国
崔精九段、呉侑珍九段、金彩瑛七段、許瑞玹三段、李スルジュ初段
中国
於之瑩七段、陸敏全六段、周泓余六段、李赫五段、呉依銘三段