2期連続の顔合わせ 芝野の先番で対局開始【第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第1局】


本因坊文裕
VS
芝野虎丸王座
 

 10連覇を目指す本因坊文裕(=井山裕太九段)に芝野虎丸王座が挑戦する 第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負(主催:毎日新聞社、 日本棋院、関西棋院/協賛:大和証券グループ) が5月11日(火)に群馬県高崎市 「旧井上房一郎邸」で開幕した。
 定刻の9時00分に立会人の二十五世本因坊治勲(=趙治勲九段)の合図によりニギリが行われ芝野の先番と決まり対局が始まった。 持ち時間は各8時間。1日目は本日夕刻に封じ手による打ち掛けとなり12日(水)に2日目が打ち継がれる。

 対局については「毎日新聞」、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信(1日目2日目)、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については「毎日新聞」の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。


前日のコメント

本因坊文裕
「今期は趙治勲先生の10連覇という偉大な記録にチャレンジであり大変光栄なこと。自分なりにベストを尽くしたい」
芝野虎丸王座
「去年に続いての挑戦となった。去年は内容も結果も良くなかったと思うのでそのことは忘れて、新たな気持でがんばりたい」
芝野の先番で対局開始。初手は16の四 星
井山、10連覇なるか
検分後、対局室の前で記念撮影
開幕式にて開催地の富岡賢治高崎市長を囲んで
旧井上房一郎邸全景
対局場所は広々とした応接室 暖炉が鎮座している
2日目(5月12日)13:00より大盤解説会が行われる高崎芸術劇場





陣容

タイトルホルダー 本因坊文裕(棋聖・名人・本因坊)
挑戦者 芝野虎丸王座
立会人 二十五世本因坊治勲
新聞解説 河野臨九段
大盤解説 解説:本木克弥八段、聞き手:星合志保三段
記録 大西研也四段青木裕孝二段
幽玄の間解説 金秀俊九段
日本棋院囲碁チャンネル 金秀俊九段、他

日本棋院 書籍・雑誌PR