一力が86手目を封じる【第46期名人戦挑戦手合七番勝負第4局】


井山裕太名人
VS
一力遼天元

 名人2連覇および通算8期を目指す井山裕太名人一力遼天元が挑戦する 第46期名人戦挑戦手合七番勝負 (主催:朝日新聞社・日本棋院・関西棋院) 第4局が9月28日(火)に神奈川県箱根町「強羅環翠楼」で開始した。

 今朝9時に開始した本局は17時51分に一力が86手目を封じて打ち掛けとなった。名人戦の封じ手は、17時30分過ぎの手番の棋士が封じることができ、18時になった時点で手番の棋士が封じなければならないと規定されている。 1日目の消費時間は持ち時間各8時間のうち、井山が3時間46分、一力が4時間5 分だった。この対局は29日(水)9時に再開され同日夜に終局の見込み。

 対局の模様については、朝日新聞デジタル、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信 (1日目2日目)、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については、朝日新聞紙面の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。




立会人の山下九段に封じ手を渡して1日目終了
朝日囲碁将棋TVの解説者として起用された謝依旻七段
趣深い対局室の「錦華亭」前の通路
「錦華亭」洋室、対局者のおやつスペース
検討室入口、やはり趣深い
食レポする木部夏生二段に群がる取材陣と林漢傑八段
昼食・おやつ等の情報は幽玄の間ツイッターでチェック!

第4局1日目



第4局2日目




陣容

タイトルホルダー 井山裕太名人(棋聖・名人・本因坊・碁聖)
挑戦者 一力遼天元
立会人 山下敬吾九段
新聞解説 林漢傑八段
記録 伊藤優詩五段木部夏生二段
幽玄の間解説 三村智保九段
日本棋院囲碁チャンネル 林漢傑八段、他


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