一力が79手目を封じて1日目終了【第46期名人戦挑戦手合七番勝負第3局】


井山裕太名人
VS
一力遼天元

 名人2連覇および通算8期を目指す井山裕太名人一力遼天元が挑戦する 第46期名人戦挑戦手合七番勝負 (主催:朝日新聞社・日本棋院・関西棋院) 第3局が9月15日(水)に愛知県田原市「角上楼」で開始した。 角上楼で行われる名人戦挑戦手合は3期ぶり3回目。愛知県で行われる名人戦挑戦手合は3期ぶり8回目。他棋戦を含め愛知県での挑戦手合は61回目。(※中部総本部対局を除く)


 定刻の9時00分に立会人の羽根直樹九段の合図により一力の先番で対局が開始し、 17時37分に一力が79手目を封じる意思を示した。名人戦の封じ手は、17時30分過ぎの手番の棋士が封じることができ、18時現在の手番の棋士が封じなければならない。 1日目の消費時間は持ち時間各8時間のうち、井山が3時間44分、一力が3時間53分だった。この対局は16日(木)9時に再開され同日夜に終局の見込み。

 対局の模様については、朝日新聞デジタル、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信 (1日目2日目)、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については、朝日新聞紙面の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。




1日目終了時局面図
一力が封じ手を羽根直樹立会人に手渡す
井山昼食:鱧棒寿司とあさりのかき揚げ蕎麦
一力昼食:渥美地魚の天ぷら盛り合わせと鱧の柳川鍋
両者のおやつ:和洋菓子とフルーツの盛り合わせ 明治チョコレート効果
親子共演(左:羽根彩夏初段、右:羽根直樹立会人
角上楼

第3局1日目



第3局2日目




陣容

タイトルホルダー 井山裕太名人(棋聖・名人・本因坊・碁聖)
挑戦者 一力遼天元
立会人 羽根直樹九段
新聞解説 六浦雄太七段
記録 伊藤健良二段西岡正織二段
大盤解説 中止(解説:中野寛也九段、聞き手:羽根彩夏初段
幽玄の間解説 松本武久八段
日本棋院囲碁チャンネル 六浦雄太七段、他


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