本因坊文裕（井山裕太九段）に山下敬吾九段が挑戦する第73期本因坊戦挑戦手合七番勝負【主催： 毎日新聞社】が6月2日（土）に秋田県能代市の旧料亭・金勇で開幕した。山下の先番で9時より対局が始まった。持ち時間は各8時間。1日目は、本日夕刻に封じ手による打ち掛けとなり、３日に2日目が打ち継がれる。また、１日には前夜祭が開かれ、両対局者が意気込みを語った。
両対局者コメント
山下九段「能代は初めて。街中に本因坊戦の横断幕などあって、本因坊戦を応援頂いているのが伝わってきて、こちらに来れたことが非常に嬉しいです。対局室は広々としていて、開放感があり、おおらかな気持ちで対局に向かえると思います。皆様に楽しんいただける碁を打ちたいです」
本因坊文裕「能代には本因坊戦で３回来ているが、３回目となると「帰ってきたな」と思うほど愛着のある場所です。昨年こちらのほうで後援会を立ち上げていただきました。皆様に厚く御礼申し上げます。自分のベストを尽くして喜んで頂ける対局にしたいです」
本因坊戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。
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