小林覚九段が通算1100勝達成! 【日本棋院史上11人目】


小林覚九段が11月3日に東京都千代田区の日本棋院東京本院で行われた第42期碁聖戦本戦大橋成哉七段と対戦し、白番中押し勝ちをおさめました。

これで小林九段は公式戦通算1100勝達成となりました(574敗1持碁)。日本棋院史上11人目の達成です。

・57歳6ヶ月での達成となり史上7位
(最年少記録は趙治勲名誉名人の45歳9ヶ月)
・入段から42年7ヶ月での達成となり史上6位
(最短記録は趙治勲名誉名人の34年0ヶ月)
・達成時勝率 .657となり史上6位
(1100勝達成時勝率1位は小林光一名誉棋聖の.674)
となりました。

小林覚九段は昭和34年4月5日生。
長野県松本市出身。故・木谷實九段門下。
昭和49年入段、62年九段。日本棋院東京本院所属。

昭和62年:第2期NEC俊英トーナメント優勝
平成7年:第19期棋聖戦で趙治勲棋聖を4-2で破り棋聖奪取
同年:第42回NHK杯初優勝
同年:第20期碁聖戦で林海峯碁聖を3-2で破り碁聖獲得
平成25年:第3回マスターズカップ優勝
通算タイトル獲得数 10

・初勝利
昭和49年4月17日
大手合大戸省三二段に黒番中押し勝ち