活動報告

GO・碁 ジャパン

2024年度(令和6年度)活動状況

  1. 活動概況
     ナショナルチームは、監督、コーチ、選手の総勢35名(育成枠10名を含む)の棋士が結集し、春蘭杯、爛柯杯、呉清源杯、中国丙級リーグ、LG杯、農心杯、三星火災杯、国手山脈杯、応氏杯などの国際棋戦に参加しました。
     また、ナショナルチーム登録選手同士による研究会を毎週1回のペースで実施し、夏季合宿を実施し、冬季には韓国ナショナルチームとの交流戦や、合宿に準じた強化週間を設けるなど棋力向上策を実施しました。
     ナショナルチームは、トッププロが国際戦により多く参加できるようスケジュールの調整、選手選抜を行い、さらに若手棋士が国際戦で活躍できるよう育成していく方針です。また日本が世界で活躍できるよう、日本の代表としてナショナルチーム一丸となって努力してまいります。
  2. 応援募金収支
    応援募金の受取りは1,633千円(127件)でした。
    応援募金の使途については、以下のとおりです。
    • (1)渡航費等に関わる経費補助
    • (2)参戦する棋士及び若手棋士育成のために棋力強化研究などの経費補助
    • (3)ポスター・チラシ作成、通信費、発送費等管理費などの経費補助
    • (4)監督・コーチ謝礼

    『 応援募金の収支状況 』
    2024年4月~2025年3月末 応援募金受取額 1,633千円
    応援募金の使途 渡航費等に関わる経費 6,703千円
    棋力強化研修費 340千円
    管理費(ポスターチラシ作成)、通信費、発送費等 864千円
    監督・コーチ謝礼 500千円
    合計 8,407千円
    募金受け取り額1,633千円から使途合計額8,407千円を引いた額▲6,774千円は前期繰越金より補填いたしました。この結果、2025年3月末のナショナルチーム基金残高は0円となり、不足分902千は日本棋院が補填しました。
  3. 活動内容は、以下のとおりです。
    • (1) チーム編成
      監督 高尾紳路九段
      コーチ 山下敬吾九段、瀬戸大樹八段◇、小山空也六段
      特別コーチ 井山裕太九段
      選手 ※段位は2024年4月時点。
      (七大タイトルホルダー及び2023年賞金ランキング上位者及び監督・コーチによる推薦 計16名)
      一力遼棋聖、芝野虎丸名人、井山裕太王座、河野臨九段、関航太郎九段、許家元九段、伊田篤史九段、余正麒八段◇、本木克弥八段、富士田明彦七段、佐田篤史七段◇、広瀬優一七段、大竹優七段、酒井佑規五段、福岡航太朗五段、三浦太郎三段
      女流選手枠 (女流タイトルホルダー及び2023年女流賞金ランキング、計5名)
      藤沢里菜女流本因坊、上野愛咲美女流名人、牛栄子扇興杯、上野梨紗女流棋聖、謝依旻七段
      育成選手 (若手育成枠、男性18歳以下、女流20歳以下、計10名)
      田中佑樹二段、表悠斗二段◇、蕭鈺洋二段、桑原樹初段、栁原咲輝初段★、関涼介初段★、柳井一真初段★、田中健太郎初段◇★、藤田怜央初段◇★、高山希々花初段★
      ※ ★は新加入、◇は関西棋院
    • (2) 参戦棋戦
      LG杯、三星杯、農心杯、夢百合杯、爛柯杯、丙級リーグ、応氏杯、SENKO CUP、グロービス杯、国手山脈杯、呉清源杯
    • (3) 棋力強化に向けた取り組み
      「ナショナルチーム研究会」を毎週行い、「夏季合宿」「日韓ナショナルチーム交流戦」「ナショナルチーム強化週間」を実施しました。
      •    週一回の「ナショナルチーム研究会」
          週一回、東京本院に集まって対面での研究会を行いました。中部・関西等、東京本院に集まることが難しいメンバーのために、研究会内でネット対局を並行して行いました。またAI研究用のPCを5台、研究会で活用しました。
      •    夏季合宿、冬季合宿の実施
          合宿施設として、夏季合宿では「シエルオーブ」(温知会様保養所、福島県)を利用し、「日韓ナショナルチーム交流戦」は韓国・ソウルで4泊5日の日程で実施し、11名が参加しました。2月には「ナショナルチーム強化週間」と称して、関西、中部の棋士が東京に集まり、合宿に準じる強化策を実施しました。