平成26年度活動状況
- ナショナルチームは、総勢60名の棋士が結集し、13の海外棋戦に参戦しました。
一昨年は、「テレビ囲碁アジア選手権」において井山裕太四冠が、また、昨年は「グロービス杯」U-20世界戦で一力遼七段が、日本棋士として富士通杯以来17年ぶりに優勝をもたらすなど、ナショナルチーム結成の成果が着実に表れました。 - 応援募金の受取は10,209千円(1,215件)と多くの皆様からご支援を頂きました。
応援募金の使途については、以下のとおりです。- (1) 海外棋戦に参加するために必要な通訳などに係る経費補助
- (2) 参戦する棋士及び若手棋士育成のための棋力強化研究などの経費補助
- (3) 棋譜研究のための棋譜データベースの利用、ポスター・チラシ作成などの経費補助
『 応援募金の収支状況 』 平成27年3月末 応援募金受取額 10,209千円 (1,215件) 通訳等に係る経費 2,952千円 応援募金の使途 棋士強化研修経費 4,150千円 広告(HP、ポスター作成)、
通信費、加盟店手数料など1,334千円 ナショナルチームバッチ作成 265千円 合 計 8,701千円
応援募金の残額1,508千円は、平成27年度以降の活動資金としてさせていただきます。 - 活動内容は、以下のとおりです。
- (1) チーム編成
監督 山城宏九段 コーチ 張栩九段(選手兼任)、高尾紳路九段(選手兼任)、張豊猷八段、結城聡九段(選手兼任)、山田規三生九段、蘇耀国八段 選手 井山裕太九段、山下敬吾九段、河野臨九段、伊田篤史八段、一力遼七段、謝依旻六段 はじめ56棋士 - (2) 参戦棋戦
LG杯、三星火災杯、農心杯、黄竜士双登杯、天台山葛玄緑茶杯、穹窿山兵聖杯、百霊杯、春蘭杯、利民杯、テレビ囲碁アジア選手権、スポーツアコード、丙級リーグ、グロービス杯 - (3) 棋力強化に向けた取組み
四国坂出での棋力強化:12月26日~31日 監督、コーチを含め総勢41名による棋力強化合宿を実施 - (3) 「幽玄の間」による強化対局
- ・ 毎週金・土曜にナショナルチームメンバーによる棋力強化対局を実施
- ・ 中韓棋譜データをナショナルチームメンバーが棋譜研究として活用
- (5) 日本棋院内での強化対局及び研究会
- (1) チーム編成