林 海峯(リン カイホウ / LIN, Hai Fong)

林 海峯
性別
棋士段位 九段
出身地 中国上海市
所属 日本棋院東京本院
タイトル数 35
タイトル/称号 名誉天元
著書

「必殺力のつく詰碁」(マイナビ)

著書一覧

プロフィール

昭和17年(1942年)5月6日生。中国・上海出身。故藤田梧郎八段に師事。故呉清源九段門下。
昭和27年来日、28年東京本院院生、29年関西総本部院生。
昭和30年入段、同年二段、32年三段、33年四段、34年五段、35年六段、同年東京本院所属。37年七段、40年八段、42年九段。
平成14年60歳となり名誉天元を名乗る。
門下に張栩九段林子淵八段林漢傑八段富紅梅初段
日本棋院東京本院所属

棋士成績

更新日時:
対局数 勝数 負数 持碁 無勝負
通算成績
本年成績
昨年成績

対局結果と今後の予定(テレビ棋戦を除く)

更新日時:
対局日 勝敗 対局相手 棋戦
名称 回期 段階

棋戦主要履歴

昭和37年(1962年)
大手合第1部優勝。
昭和38年(1963年)
第7期囲碁選手権戦高松宮賞受賞
第3期名人戦リーグ入り
昭和39年(1964年)
第20期本因坊リーグ初参加
昭和40年(1965年)
第4期名人戦で坂田栄男名人本因坊を4-2で破り名人奪取
☆23歳で史上最年少 (当時)の名人に就く
昭和41年(1966年)
大手合第1部優勝。
昭和43年(1968年)
第23期本因坊戦で坂田本因坊を4-3で破り本因坊奪取
☆史上2人目の名人本因坊となる
昭和44年(1969年)
第24期本因坊戦で加藤正夫五段を4-2で破り防衛。
昭和45年(1970年)
第25期本因坊戦で坂田栄男九段を4-0で破り防衛。
第17期NHK杯優勝。
昭和48年(1973年)
第12期名人戦で石田芳夫七段を3連敗4連勝で破り防衛
第21期王座戦で坂田栄男九段を2-1で破り奪取。
昭和49年(1974年)
10年連続名人戦挑戦手合出場達成
第21期NHK杯優勝。
昭和50年(1975年)
第13期十段戦で橋本昌二十段を3-0で破りタイトル奪取
昭和52年(1977年)
第2期名人戦で大竹英雄名人を4-0で破り名人復位
昭和53年(1978年)
第25期NHK杯優勝。
昭和58年(1983年)
第38期本因坊戦で趙治勲本因坊を破る
☆自身2度目の3連敗4連勝で降し、12年ぶり本因坊に就く
昭和59年(1984年)
第39期本因坊戦で淡路修三八段を4-1で破り防衛
平成元年(1989年)
第15期天元戦で趙治勲天元を3-2で破り天元位奪取
平成2年(1990年)
第3回富士通杯世界選手権優勝
第16期天元戦で小林光一九段を3-1で破り防衛。
平成3年(1991年)
第17期天元戦で加藤正夫九段を3-1で破り防衛。
平成4年(1992年)
第18期天元戦で山城 宏九段を3-1で破り防衛。
平成5年(1993年)
第19期天元戦で片岡聡九段を3-1で破り防衛
☆5連覇達成により名誉天元の資格を得る
平成6年(1994年)
第19期碁聖戦で小林光一碁聖を3-2で破り碁聖奪取
平成10年(1998年)
名人戦リーグ35期連続在籍
平成13年(2001年)
第26期名人戦挑戦者


名人8期、本因坊5期、天元5期、王座1期、十段1期、碁聖1期獲得、プロ十傑戦、NHK杯、早碁選手権
鶴聖戦優勝各3回、棋聖戦九段戦優勝4回、全段争覇戦優勝1回、名人戦リーグ在籍通算39期(歴代1位)

受賞歴

囲碁関連受賞履歴

秀哉賞5回受賞、棋道賞最優秀棋士賞3回受賞

昭和63年(1988年)
ジャーナリストクラブ賞
平成2年(1990年)
棋道賞国際賞
平成24年(2012年)
大倉喜七郎賞
平成6年(1994年)
通算1000勝達成
平成14年(2002年)
通算1200勝達成
平成16年(2004年)
通算対局数2000局(史上初)
平成18年(2006年)
通算1300勝達成(史上初)
平成27年(2015年)
通算1400勝達成

その他受賞履歴

昭和41年(1966年)
台湾より「国手」を贈呈される
平成17年(2005年)
紫綬褒章
平成29年(2017年)
旭日中綬章

著書一覧

「必殺力のつく詰碁」(マイナビ)
「布石と置碁の急所」(マイナビ)
「基礎力のつく死活」(マイナビ)
「ポケット簡明定石事典」(マイナビ)
「定石の急所 完全版」(マイナビ)
「闘将 林海峯」(誠文堂新光社)
「死活と手筋の急所 超詳解245題」(マイナビ)
「大模様が恐くなくなる本」(マイナビ)
「コウは怖くない」(日本棋院)
「打碁鑑賞シリーズ4『林海峯』」(日本棋院)
監修:「読みの力が10倍になる至高の詰碁」(マイナビ)
監修:「戦いの力が10倍になる 求真詰碁」(マイナビ)他多数