加藤 正夫(カトウ マサオ / KATO, Masao)

加藤 正夫
性別
棋士段位 九段
出身地 福岡県
所属 日本棋院東京本院
タイトル数 47
タイトル/称号 名誉王座
著書

「加藤正夫打碁集・攻めの構図、読みの力」(木本書店)

著書一覧

プロフィール

昭和22年(1947年)3月15日生。福岡県出身。34年故木谷實九段に入門。
昭和39年入段、同年二段、40年三段、41年四段、42年五段、44年六段、46年七段、48年八段、53年九段推挙。
平成16年 : 日本棋院理事長
門下に岡田伸一郎九段大森泰志九段鈴木伊佐男八段小山栄美七段吉原由香里六段
日本棋院東京本院所属

平成16年12月30日逝去

リンクごと

棋士成績

更新日時:
対局数 勝数 負数 持碁 無勝負
通算成績
本年成績
昨年成績

対局結果と今後の予定(テレビ棋戦を除く)

更新日時:
対局日 勝敗 対局相手 棋戦
名称 回期 段階

棋戦主要履歴

昭和42年(1967年)
四段で第23期本因坊リーグ入り
昭和44年(1969年)
第24期本因坊挑戦者
昭和45年(1970年)
第7期プロ十傑戦準優勝
大手合第1部優勝
昭和46年(1971年)
第2期全日本第一位決定戦準優勝
大手合第1部連続優勝
昭和48年(1973年)
第17期首相杯準優勝
第21期日本棋院選手権戦準優勝
昭和49年(1974年)
第21期NHK杯戦準優勝
昭和50年(1975年)
第12期プロ十傑戦準優勝
第7期新鋭トーナメント戦準優勝
※タイトル戦連続8回準優勝
昭和51年(1976年)
第1期碁聖戦で大竹英雄名人を3-2で破り初タイトル
第14期十段戦で林海峯十段を3-2で破りタイトル奪取。
昭和52年(1977年)
第2期碁聖戦で武宮正樹八段を3-0で破り防衛。
第32期本因坊戦で武宮正樹本因坊を4-1で破りタイトル奪取。
☆本因坊剣正と号す
第15期十段戦で坂田栄男九段を3-0で破り防衛
昭和53年(1978年)
第33期本因坊戦で石田芳夫九段を4-3で破りタイトル防衛。
第16期十段戦で林海峯九段を3-1で破り防衛。
第4期天元戦で藤沢秀行九段を3-1で破り奪取。
昭和54年(1979年)
第34期本因坊戦で林海峯九段を4-1で破り防衛。
第17期十段戦で橋本昌二九段を3-1で破り防衛。
第5期天元戦で片岡聡五段を3-0で破り防衛。
第27期王座戦で石田芳夫九段を2-0で破り奪取。
本因坊、十段、天元、王座、鶴聖の5冠獲得。
昭和55年(1980年)
第6期天元戦で山部俊郎九段を3-0で破り防衛。
第28期王座戦で石田芳夫九段を2-0で破り防衛。
昭和56年(1981年)
第7期天元戦で小林光一九段を3-2で破り防衛。
昭和57年(1982年)
第30期王座戦で橋本昌二九段を2-0で破り防衛。
昭和58年(1983年)
第21期十段戦で趙治勲十段を3-2で破りタイトル奪取。
※3勝はすべて半目勝ち
第31期王座戦で大竹英雄九段を2-0で破り防衛。
昭和59年(1984年)
第32期王座戦で山城宏八段を3-0で破り防衛。
昭和60年(1985年)
第33期王座戦で小林光一九段を3-0で破り防衛。
昭和61年(1986年)
第11期名人戦で小林光一名人を4-0で破り初の名人奪取
第34期王座戦で3-1を林海峯九段で破り防衛。
昭和62年(1987年)
第12期名人戦で林海峯九段を4-0で破り防衛。
第35期王座戦で趙治勲九段を3-1で破り防衛。
第12期碁聖戦で趙治勲九段を3-1で破り奪取。
第25期十段戦で小林光一九段を3-1で破り奪取。
名人、十段、王座、碁聖の4冠王
昭和63年(1988年)
第35回NHK杯優勝
第36期王座戦で武宮正樹九段を3-0で破り防衛。
平成元年(1989年)
第37期王座戦で羽根泰正九段を3-1で破り防衛。
☆王座8連覇・通算10期獲得により名誉王座の資格を得る。
平成2年(1990年)
第38期王座戦で羽根泰正九段に2-3で敗れ昭和51年(1976年)以来の無冠。
☆14年6ヶ月・計5297日七大タイトル保持は史上最長記録
平成3年(1991年)
第10期NECカップ優勝
平成4年(1992年)
第11期NECカップ優勝。2連覇。
平成5年(1993年)
第41期王座戦で藤沢秀行王座を3-0で破り通算11期目の王座獲得
平成9年(1997年)
第35期十段戦で依田紀基九段を3-2で破り奪取。
平成10年(1998年)
第7期竜星戦優勝
平成11年(1999年)
第32回早碁選手権優勝
平成14年(2002年)
第57期本因坊戦で王銘エン本因坊を4-2で破る。
☆55歳3ヶ月での史上最年長本因坊となる

受賞歴

囲碁関連受賞履歴

昭和58年(1983年)
第1回ジャーナリストクラブ賞
平成8年(1996年)
テレビ囲碁番組制作者会賞

秀哉賞5回 [ 昭和42年(1967年)、52年(1977年)、53年(1978年)、61年(1986年)、62年(1987年) ]
棋道賞受賞計22回 ( 最優秀棋士賞7回 ・ 最多勝利賞5回 ・ 連勝記録賞4回 ・ 最多対局賞2回 ・ 技能賞2回 ・ 敢闘賞1回 ・ 新人賞 [ 昭和42年(1967年) ] )

昭和62年(1987年)
年間賞金ランキング1位
平成8年(1996年)
通算1000勝達成
平成14年(2002年)
通算1200勝達成
★通算1920局1254勝663敗2持碁1無勝負 率.663。通算勝ち数史上3位

その他受賞履歴

平成17年(2005年)
勲四等旭日小授賞(追贈)

著書一覧

「中国流の魅力」(日本棋院)
「よく分かる戦いのコツ」(日本棋院)
「強くなる中盤戦の攻防」(日本棋院)
「差をつける中盤の戦略」(日本棋院)
「怒涛の譜 加藤正夫精局集」(日本棋院)
「加藤正夫打碁集・攻めの構図、読みの力」(木本書店)他多数