経営改革委員会は、武宮陽光理事長の日本棋院が抱える多くの経営課題を内部だけで解決することは困難との判断のもと、2024年10月15日に発足しました。 外部からの委員7人(作業班委員を含む)と常務理事・監事等をメンバーとし、その下に作業班や草案作成グループを設けて、棋院の財務の現状分析と将来見通しなどの検討を急ピッチで行いました。 この中間報告は2025年3月4日の理事会に報告されたものです。
作業を重ねた結果、囲碁人口の減少を背景に、さまざまな問題が複合的に絡み合って財政を悪化させている現状が明らかになりました。また、この改善のため、多岐に渡る提言を行っています。 詳しくは公表資料をご覧ください。
日本棋院の財務は30年来赤字基調ですが、経常費用を削減すると同時に少し時間はかかりますが経常収益の増加を目指す施策を強化することによって、経常収支をバランスさせることが可能だと 考えております。そして、これこそが財務再建の基本となります。日本棋院の理事長・常務理事の面々は「囲碁ファンのための日本棋院!」の実現のため日々奮闘しておりますので、応援のほど よろしくお願い申し上げます。
公式資料はこちら 2025年6月26日
経営改革委員会副委員長
稲田 修一