藤沢里菜女流本因坊を連勝で下し、タイトルを防衛した上野愛咲美女流名人の第37期女流名人戦博多・カマチ杯就位式が5月15日(金)、東京都千代田区の「日本棋院東京本院」で行われた。
女流名人戦博多・カマチ杯は今期をもって休止となることが決まっており、上野女流名人の在位期間は2027年4月15日までとなる。
謝辞に立った上野女流名人は今シリーズを振り返り、「女流名人戦は7人によるリーグ戦で、その中でさまざまな経験や反省をして1位になった挑戦者とタイトルホルダーが戦う棋戦です。防衛するのはとても大変で、里菜先生も私も防衛には苦労してきました」と語った。
そのうえで、今シリーズに向けてはコンディションを女流名人戦に合わせることを重視し、布石の研究などにも取り組んだことを明かした。第2局については、「里菜先生が4手目で空き隅を残して、黒の小目にカカってこられました。布石から相手の調子のよさを感じましたが、私も5手目を高目にして、布石から楽しく打てたと思います」と振り返った。
右からカマチグループ創設者・CEOの蒲池眞澄氏、上野愛咲美女流名人、
日本棋院・武宮陽光理事長。

