日本棋院のホームページからYouTubeの「指導者向けの囲碁講座」を視聴できることをご存じでしょうか。今回はこの動画の「10 子どもを伸ばす指導法」「11 積極的な子と消極的な子への教え方の違い」「12 好奇心や興味」を紹介します。ここでは、子どもの力を引き出すためのコツが述べられています。
水間先生にお話を伺って驚いたのは、多くの子どもたちを個別指導されていることです。子どもの気づきを待つ教育法は、個々の子どもの成長をきめ細かく見守る必要があります。そして子どもの能力や個性に応じた的確な指導も必要です。先生は教えなければならないという固定観念を打ち破り、子どもたちが本来持っている力を引き出すワンランク上のマネジメント能力が必要になります。
現代ではAI機能付きのウェブ教材を利用することで、子どもの能力に合わせた個別教育が徐々に普及しています。そして先生が子どもたちに信頼されていると、個別教育の効果が高まることが分かっています。水間先生は、的確なタイミングで励ましたりほめたりするなどのコミュニケーションを重視されています。これは子どもたちから信頼を得る基本です。AI利用が始まる前から一人ひとりの子ども能力を把握し、成長を管理する道を選ばれたことに驚きました。もちろん、このような指導法はAI時代によりマッチする指導法であることは言うまでもありません。
「指導者向けの囲碁講座10」はこちら
「指導者向けの囲碁講座11」はこちら
「指導者向けの囲碁講座12」はこちら
経営改革委員会 副委員長 稲田 修一
稲田 修一(技術経営士 情報未来創研代表)
総務省で、モバイル、セキュリティ、情報流通などの政策立案や技術開発業務に従事。東京大学特任教授として、IoT/データ活用によるビジネス革新や価値創造について研究。一般社団法人情報通信技術委員会で、標準化推進業務に従事。早稲田大学教授として、研究マネジメント業務に従事。現在、コンサルティング活動の他、東京観光財団「東京都次世代型MICE推進会議」委員、スマートIoT推進フォーラム「IoT価値創造推進チーム」リーダー、日本棋院理事などとしても活動。
総務省で、モバイル、セキュリティ、情報流通などの政策立案や技術開発業務に従事。東京大学特任教授として、IoT/データ活用によるビジネス革新や価値創造について研究。一般社団法人情報通信技術委員会で、標準化推進業務に従事。早稲田大学教授として、研究マネジメント業務に従事。現在、コンサルティング活動の他、東京観光財団「東京都次世代型MICE推進会議」委員、スマートIoT推進フォーラム「IoT価値創造推進チーム」リーダー、日本棋院理事などとしても活動。

