日本棋院のホームページからYouTubeの「指導者向けの囲碁講座」を視聴できることをご存じでしょうか。この動画は、経営改革委員会の「指導方法の動画を作成し、ホームページで公開してアピールすべき」との提言に応え、作成されたものです。
経営改革委員会では、(1)囲碁人口を増やすには、5~10歳の幼年層が囲碁を知る機会を持つことが重要、(2)指導者に幼年層向けの指導法を広く知ってもらうことが必要などの課題が指摘されました。「囲碁を強くしてあげる」という発想を転換し、「囲碁は楽しい!」と感じてもらうことが重要との意見が出されました。子どもはすぐに退屈するが、それが分かっていない指導者がいるとのコメントもありました。
「指導者向けの囲碁講座」は「00 自己紹介、棋士の説明、棋士の仕事」から始まり「01 囲碁の歴史と効能」、「02 指導に当たっての基本理念とポイント」と続きます。そして最後は「19 初心者が陥りやすい間違い」の全20編の大作です。ここでは、02のポイントを紹介します。水間先生は、「子どもの目を柔らかくみること」、「子どもに伝わる言葉で話すこと」の重要性をあげておられます。それから講義時間は年齢×1分が目安とも。5歳ならば5分、10歳ならば10分となります。子どものことをよくご存じの水間先生のお話は、説得力があります。子どもさんに囲碁を伝えたい方にとっては、必見のコンテンツです。
「指導者向けの囲碁講座00」はこちら
「指導者向けの囲碁講座01」はこちら
「指導者向けの囲碁講座02」はこちら
経営改革委員会 副委員長 稲田 修一
稲田 修一(技術経営士 情報未来創研代表)
総務省で、モバイル、セキュリティ、情報流通などの政策立案や技術開発業務に従事。東京大学特任教授として、IoT/データ活用によるビジネス革新や価値創造について研究。一般社団法人情報通信技術委員会で、標準化推進業務に従事。早稲田大学教授として、研究マネジメント業務に従事。現在、コンサルティング活動の他、東京観光財団「東京都次世代型MICE推進会議」委員、スマートIoT推進フォーラム「IoT価値創造推進チーム」リーダー、日本棋院理事などとしても活動。
総務省で、モバイル、セキュリティ、情報流通などの政策立案や技術開発業務に従事。東京大学特任教授として、IoT/データ活用によるビジネス革新や価値創造について研究。一般社団法人情報通信技術委員会で、標準化推進業務に従事。早稲田大学教授として、研究マネジメント業務に従事。現在、コンサルティング活動の他、東京観光財団「東京都次世代型MICE推進会議」委員、スマートIoT推進フォーラム「IoT価値創造推進チーム」リーダー、日本棋院理事などとしても活動。

